「アメリカ修学旅行」(10月9日~10月18日)
最初の1週間は、本校姉妹校であるセント・ジョーンズ大学(St. John’s University)とカレッジ・オブ・セント・ベネディクト(College of Saint Benedict)にある付属校、セント・ジョーンズ・プレップ・スクール(Saint John’s Preparatory School)での寮生活をしながら、現地での様々な交流を通して異文化理解を深める体験型プログラムです。現地の高校生と本校生徒が一緒に活動するバディプログラムでは、当校の授業を受講したり、ランチを一緒にとったりと、アメリカの高校生活を体感しました。最終日には、それぞれの生徒が事前に用意したテーマについて、アメリカの生徒を対象としたインタビューを行うなどの調査を実施し、その結果をまとめたものをセント・ジョーンズ・プレップ・スクールの生徒の前で発表をする探究的なプロジェクトを行いました。
また、付属の小学校の訪問では、児童に本校生徒たちが、日本語を教えるプロジェクトにチャレンジしました。生徒たちは、児童に日本語での数の数え方やひとりひとりの名前をカタカナで書いてあげたりしました。
1961年に室蘭カトリック女子高等学校(現海星学院高等学校)を設立した聖ベネディクト修道会があるカレッジ・オブ・セント・ベネディクトでは、シスターの皆さんと一緒に2016年に帰天された本校第2代校長シスター・オリビア(享年92歳)にお祈りを捧げました。
ミネアポリスのダウンタウンにある姉妹校ベネールド・セント・マーガレット校(Benilde-St. Margaret's School)では、姉妹校生徒の家で3泊4日のホームステイ研修を行いました。研修中に姉妹校を訪問し、アメリカの学校施設や教育環境について学ぶキャンパスツアーや現地生徒とのバディプログラム・スクールランチディスカッションを通じて、生徒同士がお互いの文化や興味を共有し、新たな人間関係を築く機会となりました。