インターンとして帰ってきた“家族” ― 姉妹校BSMとの絆が育む交流

「インターンとして帰ってきた“家族” ― 姉妹校BSMとの絆が育む交流」(6月23日)

本校では、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスにある姉妹校 Benilde-St. Margaret’s School(BSM)からの生徒1名を、ALT(外国語指導助手)のインターン(教育実習生)として受け入れました。
インターンとして来日したのは、中学3年生のセバスチャンさんです。6月7日から6月22日までの約2週間、学年を終えた夏休みを利用してホームステイをしながら滞在しました。
彼のご家庭は、2016年から2019年まで4年連続で本校のアメリカ修学旅行の際にホストファミリーとして生徒を受け入れてくださり、コロナ禍による中断を経て、昨年度の修学旅行でも再び本校生の受け入れをしてくださった、大変ご縁の深いご家庭です。今回の受け入れは、こうした長年の交流が実を結んだ形となりました。
ホームステイは、2018年の修学旅行でホームステイを経験したご家庭と、2024年の修学旅行でお世話になったご家庭の2軒が交互に受け入れを担当し、まさに「家族」のような再会と新たな絆が生まれました。お別れの際には、涙があふれるほどの感動的な時間となりました。
滞在中、セバスチャンさんは英語の授業にアシスタントとして参加し、生徒たちとのスモールトーク練習に積極的に関わってくれました。また、放課後には華道や弓道部の活動にも参加し、日本文化に触れる貴重な体験を重ねました。さらに、伊達市立東小学校を訪問し、小学生との交流を通じて日本の教育にも理解を深めるなど、実り多い2週間を過ごしました。
今回の交流を通して、国際理解だけでなく、「人と人とのつながりの温かさ」を改めて実感する時間となりました。これからもこのようなご縁を大切にしながら、世界とつながる教育を続けてまいります。

© 2025 学校法人 海星学院 海星学院高等学校