「世界寺子屋運動の集い」（10月31日）
10月31日、日本ユネスコ協会連盟カンボジア事務所教育担当チーフKranh Vantha氏が世界寺子屋運動に協力する本校を訪れ、全校生徒を対象に同シンポジウムが開催されました。世界寺子屋運動は、開発途上国の教育施設支援を目的に、書き損じはがきなどの寄付を募る活動で、この運動を推進する室蘭ユネスコ協会（立野了子会長）への表敬訪問を契機として、今回のシンポジウム開催が実現しました。
Vantha氏は、現地での活動や識字教育を受けている人々について具体例を用いて説明されるとともに、代表生徒やフロア―からの質問一つひとつに情熱をもって答えて下さいました。この催しを通じて、生徒は識字教育が人に自信を与えること、寺子屋（教育施設）が識字教育ばかりでなく、保健衛生教育や職業訓練プログラムなど幅広い活動を通じて地域の人材育成に貢献していること、現地のスタッフ一人ひとりが熱いユネスコ精神をもっていることなどに気づき、これから始まる本校では9年目の世界寺子屋運動に向けて、気持ちを新たにすることができました。
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